インプラント

失った歯を補い、再びご自身の歯のように噛める喜びを取り戻す治療法です。
CTによる精密診断とサージカルガイドを用いて安全性を高め、世界的に信頼されるストローマン社製のインプラントを使用します。
難症例の場合は、大学病院のインプラント科教授が担当しますのでご安心ください。

歯を失ってしまったあなたへおすすめしたいインプラント

インプラント治療|板橋グレース歯科医院

病気や不慮の事故など、様々な理由でかけがえのないご自身の歯を失ってしまった時。
その喪失感や日々の生活における不便さは、経験した方でなければ分からない計り知れないものがあることでしょう。

  • 「もう、以前のように硬いお肉やお煎餅を気にせず食べることはできないのだろうか」
  • 「入れ歯のズレや口臭が気になって、人と話すのが億劫になってしまった」
  • 「失った歯の隙間が気になり、人前で心から笑うことができない」

もしあなたがそのようなお悩みを抱え、諦めの気持ちをお持ちだとしたら、私たちはそのお気持ちに確かな希望の光を灯したいと願っています。

「インプラント治療」は、失われた歯の機能と見た目をまるでご自身の歯がもう一度そこによみがえったかのように劇的に回復させることができる、現代の歯科医療が生んだ画期的な治療法です。
私たち板橋グレース歯科医院は、インプラント治療を単に「歯が無くなった場所を補うための一つの処置」とは考えていません。

それは残された他の大切な歯をこれから先もずっと守り続け、お口全体の健康バランスを長期にわたって維持するための極めて重要で、そして賢明な選択肢であると位置づけています。失ってしまった機能を取り戻すだけでなく、未来の健康をも見据えた本質的な治療。それが私たちの考えるインプラント治療です。

なぜインプラントが選ばれるのか

歯を失った際の治療法には、インプラントの他に「入れ歯」と「ブリッジ」という従来からある選択肢が存在します。
それぞれの治療法には利点と欠点があります。なぜ、近年インプラント治療を希望される方が増えているのか。
その理由をご理解いただくために、まずは三つの治療法を客観的に比較してみましょう。

治療法仕組み利点欠点
部分入れ歯失った歯の部分を補う人工の歯と、歯ぐきを模した床からなる取り外し式の装置。
残っている隣の歯に金属製のバネを引っ掛けて安定させる
・周りの健康な歯をほとんど削らない
・外科手術が不要・保険適用で比較的安価
・バネをかけた歯への負担
・噛む力の低下(天然歯の20~30%程度)
・大きな異物感
・審美性の問題
・煩雑な手入れ
ブリッジ失った歯の両隣にある健康な歯を支柱として削り、橋を架けるように連結した被せ物を装着する固定式の治療法・固定式で安定感がある
・見た目が比較的自然
・治療期間が比較的短い
・健康な歯を削る犠牲
・支えとなる歯への過重負担
・清掃の難しさ
インプラント歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法・周りの健康な歯を一切傷つけない
・ご自身の歯のようにしっかり噛める
・自然で美しい見た目
・顎の骨が痩せるのを防ぐ
・外科手術が必要
・治療期間が長い
・費用が高い

① 部分入れ歯

金属床義歯|板橋グレース歯科医院
仕組み

失った歯の部分を補う人工の歯と、歯ぐきを模した床(しょう)からなる取り外し式の装置です。
一般的には、残っている隣の歯に金属製のバネ(クラスプ)を引っ掛けることで装置を安定させます。

利点
  • 周りの健康な歯をほとんど削る必要がありません
  • 外科的な手術が不要です
  • 保険適用で製作できるため比較的安価です
欠点
  • バネをかけた歯への負担
    入れ歯を支えるために、バネをかけた歯には噛むたびに前後左右に揺さぶるような過剰な力がかかり続けます。これが、支えとなっている健康な歯の寿命を結果的に縮めてしまう大きな原因となります。
  • 噛む力の低下
    入れ歯は歯ぐきの粘膜で噛む力を支えるため、ご自身の歯のように強く噛むことはできません。
    一般的に、天然の歯の20%~30%程度の力しか回復できないと言われています。
  • 大きな異物感
    お口の中に比較的大きな装置が入るため、強い異物感や発音のしにくさを感じることがあります。
  • 審美性の問題
    場所によっては、金属のバネが見えてしまい、入れ歯を入れていることが他の方に分かってしまうことがあります。
  • 煩雑な手入れ
    毎食後、取り外して清掃する必要があり、その手間を負担に感じる方も少なくありません。

② ブリッジ

ブリッジ|板橋グレース歯科医院
仕組み

失った歯の両隣にある健康な歯を支柱として削り、そこに橋(ブリッジ)を架けるように連結した被せ物を装着する固定式の治療法です。

利点
  • 固定式のため、入れ歯に比べて安定感がありしっかりと噛むことができます
  • 見た目も比較的自然に仕上げることが可能です
  • 治療期間が比較的短いという特徴があります
欠点
  • 健康な歯を削るという犠牲
    ブリッジ治療における大きなデメリット。それは、失った歯を補うというただ一つの目的のために、全く問題のない健康な両隣の歯を被せ物が入るように大きく削り取らなければならないという点にあります。
    一度削った歯は二度と元には戻りません。
  • 支えとなる歯への過重負担
    ブリッジは、本来3本で支えるべきだった噛む力を2本の歯で支えることになります。
    支えとなる歯には常に過大な力がかかり続け、歯の根が割れてしまったりむし歯になったりするリスクが著しく高まります。
    もし支えの歯がダメになってしまったら、今度はさらにその隣の歯を削り、より大きなブリッジを架けるという負の連鎖に陥ってしまう可能性を常にはらんでいます。
  • 清掃の難しさ
    橋げたの下にあたる歯のない部分の歯ぐきとの間には汚れが溜まりやすく、清掃が困難なため歯周病や口臭の原因となりやすいです。

③ インプラント

インプラント|板橋グレース歯科医院
仕組み

歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工の歯根(インプラント体)を外科手術によって埋め込み、そのインプラント体を本当の歯の根の代わりとして土台とし、その上に人工の歯を装着する治療法です。

利点
  • 周りの健康な歯を一切傷つけない
    インプラント治療における大きなメリットです。失った歯の部分だけで治療が完結するため、入れ歯やブリッジのように隣の健康な歯に負担をかけたり犠牲を強いたりすることが一切ありません。
  • ご自身の歯のように、しっかりと噛める
    顎の骨に直接インプラント体が固定されているため、ご自身の歯とほとんど変わらない感覚で力強く噛むことができます。食事の際に食べ物の制限はほとんどありません。
  • 自然で美しい見た目
    構造が天然の歯に近いため、見た目が非常に自然です。周りの歯と見分けがつくことはほとんどありません。
  • 顎の骨が痩せるのを防ぐ
    噛む力はインプラント体を通して顎の骨に直接伝わります。この自然な刺激があることで、歯を失った部分の骨が痩せてしまうのを防ぐ効果があります。
    入れ歯やブリッジが「失った歯のマイナスを、周りの歯の犠牲の上で何とかゼロに近づけようとする治療」であるとするならば、インプラントは「周りの歯には一切迷惑をかけず、失った部分が単独でもう一度プラスの価値を生み出す治療」であると言えるでしょう。
    お口全体の長期的な健康を考えた時、その差は計り知れないほど大きいのです。

安全と安心、そして長期的な安定を追求して

インプラント治療は素晴らしい恩恵をもたらす一方で、外科手術を伴う高度な専門性が要求される医療です。
だからこそ、当院では患者様が心から安心して治療に臨めるよう、考えうる万全の体制を整えています。

① 難症例の場合は大学病院教授を招聘します

インプラント治療は、全ての症例が簡単なわけではありません。長年、歯が抜けたままになっていたために骨が痩せて薄くなってしまったケース。
あるいは、上顎の奥歯の上にある空洞(上顎洞)や下顎の中を通る太い神経までの距離が極めて近いケースなど、解剖学的に非常に難易度の高い症例も存在します。

当院では、そのような難症例と診断された患者様のために、大学病院のインプラント科で日々後進の指導にもあたっているインプラント専門の教授を当院に直接お招きし、手術を執刀していただくという特別な医療連携体制を構築しています。
これにより、患者様はわざわざ慣れない大学病院へ何度も足を運ぶ必要はありません。

ご自身がいつも通い慣れた当院の環境でリラックスしながら、国内でも高いレベルの安全で確実なインプラント治療を受けていただくことが可能です。これは、患者様にご提供できる私たちの何よりの安心材料の一つです。

② 歯科用CTによる精密な診査・診断

CT|板橋グレース歯科医院

安全なインプラント手術の実現のためには、術前の診査・診断の精度が全てを決定すると言っても過言ではありません。
私たちは、インプラント治療を希望される全ての患者様に対し、必ず「歯科用CT」による撮影を行っています。
従来の平面的なレントゲン写真では決して把握することのできない顎の骨の厚みや密度、そして神経や血管の立体的な走行位置をCTは三次元の画像として正確に私たちに見せてくれます。

このCTデータに基づいてコンピューター上で手術のシミュレーションを行い、インプラントを埋め込むべき位置、角度、深さをミリ単位で事前に完璧に決定します。
この徹底した「見える化」と緻密な計画立案こそが、手術の安全性を飛躍的に高めるための絶対条件なのです。

③ 世界基準のインプラントメーカーの採用

世界基準のインプラントメーカーの採用|板橋グレース歯科医院

インプラントは一度お体の中に埋入したらこの先何十年という長い年月にわたって機能し続けるものです。
だからこそ、私たちは使用するインプラント体の「品質」と「信頼性」に徹底的にこだわります。
世の中には様々なインプラントメーカーが存在し、中には非常に安価な治療を謳うものもあります。
しかし、小規模なメーカーの場合、将来的に会社が倒産したり吸収されたりして部品の供給が停止してしまうというリスクが常に伴います。
そうなると、万が一将来的に上部構造の交換などが必要になった際に対応できなくなってしまうのです。
その点、当院が採用している「ストローマン社」と「ノーベルバイオケア社」は、世界でNo.1、No.2のシェアを誇る歴史と信頼性のあるトップメーカーです。

ストローマン社の優れた特性
ストローマン社の優れた特性|板橋グレース歯科医院

スイスの精密時計メーカーを母体とするストローマン社は、半世紀以上にわたりインプラント業界を牽引してきました。
その特徴は、インプラントが骨と結合する部分の独自の表面加工技術(SLAサーフェイス)にあります。
この特殊な表面性状により、骨との結合がより強固にそして迅速に行われるだけでなく、インプラントの失敗の大きな原因となる「インプラント周囲炎」の発症率が他のメーカーに比べて極めて低いことが数多くの学術データによって証明されています。

その10年後の生存率は98.8%という驚異的な数値を誇ります。
また、世界中で普及しているシステムであるため、万が一患者様がご遠方へお引越しされた場合でも転居先でメンテナンスを引き継いでくれる歯科医院を見つけやすいという大きなメリットもあります。

④ 徹底した衛生管理

オートクレーブ|板橋グレース歯科医院

インプラント手術は外科処置です。術野が細菌に感染することのないよう、院内の衛生管理には注意を払っています。
治療に使用する器具は、ヨーロッパの基準をクリアした「クラスB滅菌器」を用いて完全な滅菌状態にし、患者様ごとに交換します。
また、ドクターやスタッフが使用するグローブや手術野を覆うドレープなどは全て使い捨て(ディスポーザブル)の製品を使用し、常にクリーンな環境で手術に臨んでいます。

インプラント治療の流れ

1:カウンセリング・初診

まず、患者様のお悩みや治療に対するご希望、ご不安などを詳しくお伺いします。
インプラント治療の概要や他の治療法との比較、おおよその期間や費用などについて分かりやすくご説明します。

2:精密検査・診断・治療計画の立案

お口の中の診査やレントゲン撮影、そして安全な手術に不可欠な歯科用CTの撮影を行います。
これらの精密な検査結果を元に、インプラント治療が可能かどうか、骨を増やすための追加の処置(骨造成)が必要かどうかなどを正確に診断します。
そして、患者様お一人おひとりに合わせた詳細な治療計画とお見積もりを作成し、ご納得いただけるまで丁寧にご説明します。

3:一次手術(インプラント埋入)

お口の中に十分な局所麻酔を行いますので、手術中に痛みを感じることはありません。
歯ぐきを小さく切開し、CTシミュレーションで計画した通りの位置・角度・深さに顎の骨にインプラント体を埋め込みます。
手術時間は埋入する本数にもよりますが、1本あたりおおよそ30分から60分程度です。
手術後は、インプラント体と顎の骨が生物学的にしっかりと結合する(オッセオインテグレーション)のを待つため、おおよそ3ヶ月から6ヶ月程度の治癒期間を置きます。

4:二次手術(アバットメント連結)

インプラント体と骨が完全に結合したことを確認した後、再度歯ぐきにごく小さな切開を加え、埋まっているインプラントの頭を出し、その上に人工の歯との連結部分となる「アバットメント」という部品を装着します。
これは非常に簡単な処置で、身体への負担もほとんどありません。
(※インプラントの種類やお口の状態によっては、この二次手術が不要な「1回法」で行う場合もあります)

5:上部構造(人工の歯)の製作・装着

二次手術後、歯ぐきの傷が癒えたら、上部の被せ物を作るための精密な型取りを行います。
その型に基づいて、色や形を周りのご自身の歯と寸分違わず調和させたセラミックなどの美しく耐久性の高い人工の歯(上部構造)を製作します。
完成した人工の歯をアバットメントの上に装着し、噛み合わせをミクロン単位で精密に調整して治療は完了となります。

6:メンテナンス

インプラントをこの先何十年と快適に使い続けていただくために、治療後のメンテナンスは極めて重要です。
インプラントそのものは人工物なので、むし歯になることはありません。
しかし、周りの歯ぐきのケアを怠ると、天然の歯の歯周病と同じように「インプラント周囲炎」という病気になるリスクがあります。
このインプラント周囲炎が進行すると、インプラントを支えている骨が溶けてしまい、せっかく入れたインプラントが抜け落ちてしまうことさえあるのです。

ご家庭での丁寧なセルフケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケア。
この両輪が、あなたのインプラントの寿命を決定づけると言っても過言ではありません。

「噛める」という当たり前の幸せをもう一度

インプラント治療によって、患者様の人生はどのように変わるでしょうか。

それはレストランで値段やメニューの硬さを気にすることなく、本当に食べたいものを心から楽しめるようになるということかもしれません。

それは入れ歯のズレや口臭を気にすることなく、大切なご家族やご友人と会話が弾む楽しい時間を取り戻すということかもしれません。

それは口元を隠すことなくお孫さんの前で満面の笑みを見せてあげられるということかもしれません。

インプラント治療は、単に失われた歯の機能を取り戻すだけの治療ではありません。

失いかけていた食事の喜び、語らいの楽しさ、そして自分への自信という豊かな生活そのものをもう一度あなたの手に取り戻すための特別な治療なのです。

もしあなたが歯を失ったことで何かを諦めているのだとしたら。
ぜひ一度、私たちにご相談ください。